2018年の土星は、天の川の真っただ中、一番濃く明るい部分に位置しており、
暗い衛星やら天の川の星やら、判らなくなってしまっております。

 日本でも見える『干潟星雲』ことM8と三裂星雲ことM20、それに散開星団の
M21が、土星の近くに見え、少し倍率を低くすれば、4つ全部同時に望遠鏡の
視野に入ってきます。今回はそれを撮影してみました。



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Canon Eos5D3ボディ
エプシロン130直焦点(430mm F3.3)
ISO5000 30s露出

 土星の明るい輝きに、おかしなゴーストが出てしまいます。
以前にも、南天の1等星を撮影したとき、これが出てしまい、スターベースに
問い合わせたのですが、鏡筒の現物を見てみないと判らないと言われ、
諦めたままでした。
 
 どなたか直し方を教えてくれませんか?




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 こちらは天の川の最も濃い部分を、エプシロン130の430ミリ直焦点で
拡大したものです。
暗黒星雲が入り乱れている様子が見て取れます。中央上部の輝星は
いて座ガンマ星で、下側が西になります。




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 この2枚は9月6日に撮影した、お客さんと天の川の写真です。




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 これは今朝9月7日の早朝に撮影した、昇る「夏の星座」です。
オリオン、おおいぬ、真ん中がカノープスで、右上に大小マゼラン雲、
その下に下方経過中の南十字とポインターが見えます。
そろそろ空が白んできました。


この2枚の共通データーは、レンズが対角線魚眼のキャノン15mmF2.8を
1段絞って4で撮影しています。