イメージ 1

 ギリシャ神話によると、狩人オリオンは、あまりに自分の弓矢の腕前を
自慢していたために、激怒した女神ヘラがサソリに命じて、オリオンを
刺し殺させたことになっています。

 そのため天に昇ってからも、オリオンはサソリを恐れ、決して同時に空に
姿を見せないのだとか。確かにオリオン座は、さそり座が昇ってくる前に
沈んでしまうし、さそり座が沈んでしまうまで、東の地平線に姿を現しません。

 天の正反対の場所に位置するために、こんな面白いエピソードが造られた
のでしょうか。

 しかし南緯45度のクィーンズタウンからは、オリオン座もさそり座も、
同時に空に見ることが出来ます。極端なことを言えば、南極点からは
天の南半球の星座はすべて同時に見え、しかも地平線に沿って回るだけで
全ての星座は永遠に沈むことがないのですから。

 4月の夕空には、沈むオリオン座と昇ってくるさそり座が、同時に見え、
これを何としても撮影したいと、雲のない快晴の日を狙って撮影したのが
この写真です。


.